当然のように、ピストやスケボーに乗ってくる人も数多く見受けられた。
中に入るとまず、7周年のロゴがあしらわれたノベルティのメジャーと投票券を手渡される。
投票券はパーティーの目玉の一つである「DURCUS ONE」と「HOW I ROLL」のカスタムコンテスト用で、カスタマイズされた10台が所狭しと並べられていた。
集計の結果、1位にはMARUYA KAORU(FUNNYS.B.C.S)がカスタムしたHOW I ROLL KICK ITが選ばれた。
TEAM WIREDのメンバーも祝福に駆けつけ、池田はこの日のために、個性豊かなW-BASEのスタッフをイメージしたソフビ人形をプレゼント。田中は突然の贈り物に驚きつつも、とても喜んでいた。
池田はこの1年を「できることはすべてやった気がする。特に人前に出ること。TEAM WIREDとして活動させてもらったことで、多くの人と知り合えてよかった」と振り返る。
しばらくして、TEPPEIも到着。「台湾で大会に出たりとか、いろいろあった1年でした。秋にケガをしてしまったのが悔しいです。2012年はもっと良い年にします」と来年の抱負を語っていた。
田中にも2011年の感想を聞いた。「今年は『DURCUS ONE』『HOW I ROLL』に、TEPPEI(=NASTY)のフレーム『NASTY FRAME』も出せて、充実した1年でした。TEAM WIREDで違うジャンルの人と出会えたのもいい経験です」
その後もひっきりなしに多くの人が訪れ、思い思いに踊り、歌い、笑い、パーティーを楽しんでいた。近くの人との会話も聞き取れないほどの盛り上がりが夜遅くまで続いた。
どこまでも自由な雰囲気。その中心にある「W-BASE」。2012年もここから新たなストリートカルチャーが生まれていくことだろう。