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アートシーンを駆け抜けろ!
2011.11.09
足立は、
ギャラリー
を経営している友人の三浦愛正氏に、自身のセレクトモデル
AGAV061
をプレゼントするため、渋谷のギャラリーを訪れた。
三浦氏は、多摩美術大学大学院の在学中に、新宿の古い一軒家をリノベーションしてギャラリーを立ち上げた新進気鋭のギャラリストである。
今回伺った渋谷のギャラリーは、三浦氏のコンセプトに即した作品を集め、コレクターや一般の方に購入してもらう「プライマリーギャラリー」という形式を取っている。
足立が三浦氏と出会ったのは3、4年前。友人の作品を展示していた三浦氏のギャラリーを訪れたのがきっかけだ。
足立は学部卒、三浦氏は院卒だったが、同じ多摩美術大学の卒業生だと知り、すぐに打ち解けた。
友人としてだけではなく、プロのギャラリストという視点から見ても、足立の作品はとても魅力的だそうだ。
「現代美術は難しいって言われるけど、彼の作品は文化や言葉を超えて、世界中の人が直感的に楽しめると思います。『エンターテイメント』だけど『美術』。その絶妙さが、小難しい『美術』を弄んでいていいですね」と三浦氏は語る。
足立は三浦氏について「同年代の作家の作品を多く扱っていたりして、ギャラリーの色がすごく出てて面白いなと思う。若手のギャラリストの中でも挑戦的なことをしている」と評している。
去年、新宿のギャラリーに足立の作品を展示した。1階にモーターを置いて、2階の床に穴を開け、シャフトでつないで動かすという巨大な作品だったそうだ。
「将来的にタイミングが合えば、作品のために床に穴を開けるような男らしい展示をまたやりたいですね」と三浦氏は笑いながら話していた。
最後に足立のセレクトモデルについて三浦氏に聞いた。「ブラックとピンクのカラーリングがいいですね。プロダクトとしてもシンプルで落ち着いてて、若者向けでありながらも若すぎないっていうバランスも絶妙だと思います」
ギャラリストとアーティスト。立場は違えど、同じ美大出身の同級生の2人が、東京のアートシーンを盛り上げていく。
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