--これが新しいWIRED XYZです…。
これは、凄いですね。
ものすごく大人っぽいというわけではないですが、これから大人になる…というか、20代の後半から30代のこれからバーを利用するような年代の人にぴったりするようなイメージですね。
デザインも、なかなか斬新ですね。重量感とか、ガラス面の色合いが角度によって変わったりするところなんかも新鮮ですし。すごく高級感もありますしね。値段を聞いてびっくりですよ。このクオリティで、5万円くらいなんて。その倍くらいはする感じですね。
カクテルにもXYZ―エックスワイジィー―というのがあります。ホワイトラムに、コアントロー、レモンジュースを加えてつくるんですが、アルファベットの最後の3文字であることから、最後に飲むカクテルとか、最高のカクテルとかいわれています。
--北添さんにとって、時計とは?
難しい質問ですね。
僕は水仕事をする関係で、仕事中に腕時計をすることはないですね。
それと、バーって、どこも時計を置かないのが慣習になっているんです。それはバーにいる間は、時間を忘れてくつろいでください、という昔からの気配りが伝統的に受け継がれているからなんですよ。
バーは非日常を提供する場所です。バーに入ったら時計を外していただき、日常や現実を、カクテルでしばし忘れていただきたい。そして、帰り際に、また時計を着けて現実へと戻っていく…。それもまた、時計とバーの不思議な関係ではないかと思います。
でも、カクテルは時を忘れるためだけでなく、時を楽しむためにもある。XYZを着けることで、忙しく働く中で、XYZに目をやると、ふと心が和んだり、いい意味での緊張感が生まれるかもしれませんね。カクテルがそうであるように、XYZも時を装い、時を楽しむことができる。離れているように見えて、案外、近い存在なのかもしれませんね。
--長時間、ありがとうございました。
(聞き手:WIRED XYZウェブサイト編集部)