CULTURE
おもちゃ→ソフビ→ガーガメル!
2011.04.26
ikeda_a_03.JPG どんな子どもだったか尋ねると「自分で言うのも何ですけど、何でもできましたよ。(笑)」という答え。特にプラモデルなど、モノを作るのが好きな少年だった。 ikeda_a_31.JPG 元々おもちゃコレクター。中学3年生の頃から超合金などを集めていた。ソフビ人形ブームは彼より上の世代がリアルタイムだったこともあり、ソフビ人形には大人の趣味というイメージを持っていた。 ikeda_a_04.JPG ゲーム好きでもあったことから、始めはプログラマーの職に就くが、思うような仕事ができずにいた。そんな時に見かけた、おもちゃの原型会社の人材募集。独学で作った原型を持って面接に行き、見事採用。 ikeda_a_02.JPGのサムネール画像 その会社で知識を得るうちに、ソフビ人形にも興味を持つようになっていく。当時22歳。自分より早くから原型を始めた人に追いつくため、仕事が終わった後に家でも勉強していた。

原型の作り方は人によって違う。彼はまず粘土で原型を作り、それと同じものをロウで作りロウ型にする。 ikeda_a_33.JPG できあがったロウ型にメッキをかけて表面に金属を付着させ、中のロウを溶かして出したものがソフビ人形の金型になる。粘土で形だけを作る人を造形師、金型の知識を持ち、金型作りの準備までできる人を原型師という。 ikeda_a_34.JPGのサムネール画像 2002年、ソフビ人形などおもちゃを中心に制作する会社「ガーガメル」を始める。最初は原型会社で働きながら、おもちゃの販売イベントに参加していたが、人に見せても恥ずかしくないものが作れるようになったことを機に独立。 ikeda_a_11.JPG 独立当初はイベントやオンラインのみで商品を販売していたが「お客さんとふれあう機会を増やしたい」との思いから、2004年に「Gargamel flag store Thrash out」をオープンした。 ikeda_a_12.JPG 店内の棚には独立したての頃に作ったものや自身のコレクション、アーティストとのコラボものなど、ソフビ人形が所狭しと並ぶ。 ikeda_a_05.JPG お客さんの半分が外国人。海外ではコレクター同士の仲が良く、お互いのコレクションを見せ合うという日本では見られない光景もある。 ikeda_a_07.JPG モノを作ることは好きだが、お店の経営は実は苦手。でも、ガーガメルを始めたからこそ知り合えたお客さんやクリエイターがいると思うと、やってよかったと思う。 ikeda_a_01.JPG ガーガメルで作るのは、彼や周りの人が良いと思ったもの。「流行ってるから」「売れるから」ではなく、自分が好きで作りたいものを作っていきたい。その思いはこの先もずっと変わらない。


セレクトモデルAGAT019の感想は?
「四角いフォルムが好きだし、エッジがきいててカッコいいです。シンプルで文字板も見やすいので気に入ってます。」 link_agav062.jpg